ドラッグストアや通販でかんたんに購入できる脱毛クリームとも呼ばれている除毛クリーム。クリームを塗るだけで気軽でかんたんに体毛の処理ができ、とても便利です。
僕も試したことがありますが一時的にヒゲはなくなるものの、除毛クリームを塗った部分がヒリヒリと痛み赤みをおびてきたので、あわてて皮膚科で受診することになりました。処方された薬で問題は解決しましたが、除毛クリームを顔に塗るのはとても危険な行為と医師に言われた苦い経験があります。
この記事では
- どうしてヒゲに除毛クリームを使うと危険なのか?
- なぜ除毛クリームでヒゲの永久脱毛ができないのか?
- 除毛クリームを使ったヒゲ脱毛のデメリットを知りたい。
についての内容を解決するものとなっています。
ヒゲを除毛クリームで脱毛する危険な3つの理由
ヒゲを除毛クリームで脱毛する危険な理由は、次の4点です。
- 除毛クリームが使える部位は腕や足、VIOの体毛だけ
- 肌トラブルが起きる可能性がある
- 目や鼻、口に入ると、さまざまな症状を引き起こす
除毛クリームが使える部位は腕や足、VIOの体毛だけ
除毛クリームが使える部位は腕や足を対象としているので、皮膚がとても薄くデリケートなヒゲや顔には使用することができません。
肌トラブルが起きる可能性がある
除毛クリームには「チオグリコール酸カルシウム」などの強いアルカリ性の成分が含まれているので、弱酸性の皮膚がアルカリ性に傾くと、次のような肌トラブルを起こす可能性があります。
- 肌が乾燥したりヒリヒリする
- かゆみや発疹ができやすくなる
消費者庁のサイトに「若者の除毛剤による皮膚障害に注意!-顔面には使用しないで!」と言う記事があるぐらい、ヒゲや顔に除毛クリームを塗るのは危険とされています。ヒゲ用除毛クリームも販売されていますがヒゲや顔への使用は肌トラブルを起こす可能性があるので、絶対に使用しないでください。
僕は鼻の下に除毛クリームを塗ってしまい、ヒリヒリして赤くなってきたため、慌てて皮膚科に行きました。みなさんは絶対マネをしないで下さい。
目・鼻・口に入ると、さまざまな症状を引き起こす
除毛クリームが目や鼻、口に入ると以下の症状を引き起こす可能性があります。
- 目に入った場合→結膜炎や角膜炎、視力障害、失明など
- 鼻に入った場合→粘膜刺激による鼻腔内のただれ、呼吸困難など
- 口に入った場合→消化管粘膜の腐食や、胃腸障害による嘔吐、腹部不快感、下痢など
その時はすぐに使用したクリームを持参し、病院で診察を受けてください。
除毛クリームでヒゲを永久脱毛できない理由
除毛クリームは表皮の毛を溶かすだけなので、毛を生やす原点となる毛母細胞や毛乳頭といった毛根を破壊することができません。そのためヒゲの永久脱毛ができません。
ヒゲ脱毛するなら医療クリニックがおすすめ
ヒゲを除毛クリームで処理するのは、とても危険で肌へのダメージも大きくデメリットばかりです。このようなトラブルを避けるためにもヒゲ脱毛は医療クリニックをおすすめします。クリニックには医師が常駐し看護師が施術を行うので安心して脱毛することができます。施術後の肌トラブルにも対応してくれるのでアフターケアも万全です。
僕は医療クリニックでヒゲ脱毛を行い毎日のヒゲ剃りから解放され、さらに肌トラブルも激減し顔全体が清潔感にあふれるようになりました。
ヒゲを除毛クリームで処理するのは危険のまとめ
ヒゲを除毛クリームで処理するのは危険な上、永久脱毛ができない理由をまとめました。
- 除毛クリームは腕や足、VIOの体毛に使用するものなので、皮膚が薄くデリケートなヒゲの脱毛には使用できません。
- 除毛クリームの成分は強いアルカリ性のため弱酸性の皮膚に使用すると、さまざまな肌トラブルを引き起こす可能性があります。
- 目や鼻、口に除毛クリームが入ると、さまざまな危険な症状を引き起こす可能性があります。
- 除毛クリームは表皮の体毛を溶かすだけで発毛の元となる毛根は破壊されないので、ヒゲの永久脱毛はできません。
- 危険をおかしてまで除毛クリームでヒゲを処理するよりも、永久脱毛ができる医療クリニックを利用することをおすすめします。
ヒゲ脱毛で医療クリニックに通うには費用と時間はかかりますが、将来の自己投資だと思えばとても安いものです。この記事を読んで医療クリニックでヒゲ脱毛をしよう!と思い立ったら、ぜひすぐに始めてみてください。